(心当たり)月の保身

後半では、筆者の幼少期の心当たりと照らし合わせていきます。

2020年2月10日

じっとしていたい - 月の保身

夢を見せればウチの月はちょっとやる気になってくれる。
ただしそれでも動かないときは、その状態でじっと過ごしているほうが好きなとき。
落ち着くことか、誇示できることに時間を使う。

動こうとしない、といえば聞こえが悪いけど、今はこの状態でいるのが好きなんだな、と解釈するとツィシーは少し警戒を解いてくれる

目標に向けて動かないのとは別で、しょっちゅう歌って踊るし、気分や表情はコロコロ変わる気まぐれメイドだけども……

ツィシーは、アピールと安心感がイコールで結べないことを知っている。
誇示する行為は下手にやれば歓迎されないと知っている。
太金水がそう吹き込んだのかもしれないし、ツィシー本人が身をもって体験したのかもしれない。

ツィシーがいつもお屋敷に引きこもっているのは、安全でいたいツィシーとしても、ツィシーの良さと悪さを安易に出したくない太金水としても、お互いにメリットはある

お屋敷全体を座敷牢とみなして4室組を封じた太金水の暴君時代もあったりするのかな

心当たりと共に - 月の時代

だいぶ昔の月ちゃんはとびっきり喧しくて明るくて癇癪も激しかったから、そりゃ黒歴史化するのはしょーがない

ただし月の時代、目上に気に入られたい性質も濃かったはずで、言うほど激しくなかった説も……いや元気すぎたころはあったよ。そりゃーあるよね子供だもの。

月の時代は声がでかくて独り言が多かったのを、水星の時代で徐々に文字とか絵とか沈黙の言葉に変えていって、その名残が今のコレにも繋がっていると思えば昔のツィシーはちっとも滅んでいなかった

月の時代への認識にセルフ解釈違いが出てきた、月の時代でもおとなしい状態はあったよ人見知りとか何だかんだで

総括すると、幼少期のやかましさを恥じて今に至るものの、常に騒がしかったかというとそれほどでもなく単に子供ならそうだよねって範囲内。従順さもあった。
それでも人よりうるさかった可能性はあるし、水星あたりが後悔したのかもしれない。
泣くときや笑うときが激しすぎて黒歴史化したのはほんとう。

感情表現がうるさいって意味かなこれは

水星が月に対してとった隔離政策は、座敷牢というより防音壁の扱いで、人目から隠れるよう安全に避難させる目的だった……?

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