アフター倫理疫
2020年3月20日
2月中盤以降、倫理疫病からすっかり快復してノンキに過ごしてるタイナ達。
人への興味や信頼や誠意や諸々をかなり失ってしまった気がする。
日に日に頑なに、人の意見も飲めず、保身で固まっている。
春の陽気とともにタイナ達も陽気に傾いたものの、頑なさと警戒心が依然として強く、今までのような貿易をあまりしたがらなくなった。
倫理疫で沈んでいたからしょーがねーべな。
これは今流行りのリアル感染症とは何も関係なく、タイナ国の「持病」みたいに何年かのスパンで定期的に発動する状態異常です。
逆に倫理疫で治りかけたばっかりなので、もし別の感染症が来たとしても諦めの態度が色濃く、妙に冷静で楽観的だったりする。
次はこれか、仕方ないな……あーはいはい対策しますよ……みたいな。
態度という名の免疫がついてる。
タイナ国の貿易は知恵と情報の輸入。
異物 (他者の価値観) に弱くなってるので下手にホイホイとは取り込みたくないのである。
「ウチはウチのやり方でいこう!」とガッツリ内輪感を強めてしまった。
むしろ今までが貪欲すぎたんだ、色んな価値観を取り込むことに対してな。
先代が苦しんだ一因もそれなんだぞ。
タイナの国の制作スタイル、空想と現実をすすんで混同しまくっているな。
自分の振り返り的な要素もあるでな。
ここそういうお店です。ごめんなさい。