タイナの弱音回

2019年12月9日

その1

  • タイナ 「私が余計な心配に囚われているのがそんなに無様ですか」
  • キヅハ 「いいえ。言い方を変えます……あなたが信じ込まされたものから、あなたの意志を取り出すだけです」
  • キヅハ 「今ないものはここにない。今あるものだけがここに残っています」
  • キヅハ 「もう一度質問を繰り返しますね」
  • キヅハ 「何が他人を穢しましたか?」
  • タイナ 「その質問の正解は分かりきっています……ワタシの考えを全て奪う答えですよ」
  • タイナ 「だから……真実を考えるほど空しくなってきます……」
  • キヅハ 「どんな答えか詳しく教えてください。あたしはあなたに興味があります」
  • タイナ 「言いませんよ。どうせ歪んだ認識です。反対されます」

今日は朝から大収穫のタイナさん弱音回でしたが、メモる前に一件落着しちゃって思い出せずにいる……
(そのためオチがなく、その2は全く別の回です)

思い込みを思い込みだと言われたくない・認めさせられたくないがゆえの抵抗を見せる回となりました

その2

  • 甘え下手のタイナさん。
  • タイナ 「弱みを素直にさらけ出せる相手がいるの、羨ましいんですよね」
  • キヅハ 「相談に乗りますよ」
  • タイナ 「キヅハは……いえ、いけません。結局は他人ですから……要求にも限度があるでしょう」
  • キヅハ 「違うもの同士こそ、不足を補うことならできるはずです」
  • キヅハ 「もしあたしが甘えたそうに寄ってきたら?」
  • タイナ 「喜んで胸を貸しますよ」
  • キヅハ 「ずーっと離れたくないって言ったら?」
  • タイナ 「それは……できるだけ傍に置きますが、こちらが他にしたいこともあるので、お互いの都合をバランスよく配分できたら理想ですね」
  • キヅハ 「ではキイクーさん、後はお願いします」
  • キイクー 「はい」
  • タイナ 「え……その声……」
  • キヅハ 「もしタイナさんが甘えてきたら?」
  • キイクー 「喜んで胸を貸しますよ」
  • キヅハ 「離れたくないよーってしがみつかれたら?」
  • キイクー 「それは……できるだけ傍に置きますが、こちらが他にしたいこともあるので、お互いの都合をバランスよく配分できたら理想ですね」
  • キヅハ 「ね、相手もそう思ってるなら、程よく頼るのも怖くないでしょう。タイナさんもそのつもりで頼ればいいんですよ」
  • タイナ 「めちゃくちゃ恥ずかしかった……」
  • キイクー 「別に相手が嫌いになったわけじゃないんですよ。こっちのしたいことがあるだけです。全てには応えきれませんが愛情は変わりません」
  • タイナ 「も、も、もういいから!」
  • キイクー 「え~つまんないの」
  • キヅハ 「ご協力感謝します、キイクーさん」
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