(未完ボツ)テンナのプライドを物質化した話
2021年3月5日
- 天07 「おまえが宝石なんか持つとは珍しいな。どこで仕入れたんだ」
- 海13 「ん、宝石? ああ、これのこと」
- 海13 「キミの懐から拝借した」
- 天07 「嘘を言うな。こんなものは知らない」
- 海13 「キミが大事そうにしていたから、キミにとって相応しい形にしてあげた」
- 天07 「(またくだらん手品か……)その手には乗らん」
- 海13 「その石が何なのかは秘密だ。名前を聞いただけで、分離を喜んでその場で投げ捨てる者もいる」
- 海13 「廃棄を求める意見も溢れているんだ」
- 海13 「持ち歩くなり売り飛ばすなり、好きなようにして構わないぞ」
- 天07 「なんの実験なんだ」
- 海13 「さあね」
~ カイツの商店 ~
- 火12 「何ムキになってんだよダッセーなぁ」
- 火12 「こんな粒みてーな石っころで、必死になっちゃってよー」
- 天07 「何カラットもするダイヤだったらどうする! それでも商人か!」
- 火12 「この変な形とかマジないわー」
- 天07 「それが 工 芸 品 だ!!」