サンタがくる
2019年12月10日
蠍座2度のサンタさん
- カイツ 「周辺国の品物がクリスマス商戦でさ、そりゃーもう賑やかよお! 俺たちはあんま気にしないけど、特別感あるよな~この時期」
- タイナ 「サンタさん、ウチの大使館に通過 (トランジット) してくれますかねえ」
- スズハ 「サンタの居場所を突き止めたわ」
- カイツ 「まじかよ」
- スズハ 「サンタは今、蠍座にいる」
- スズハ 「2020年1月30日をピークにタイナとコンジャンクションするわ」
- タイナ 「本当!? やったー!」
- カイツ 「なんだ、小惑星のサンタじゃん」
- カイツ 「喜ぶ意味あんのかな」
- スズハ 「特に無いわね」
- タイナ 「~♪♪」
テンナの無茶振り問答
- テンナ 「タイナはサンタクロースを信じるのか」
- タイナ 「まあ半々ですね。なまはげみたいなものです」
- テンナ 「その例えはどうかと思うが」
- タイナ 「これほどリアルに伝承と概念が息づいている以上、居るのと変わりないですよ」
- タイナ 「我々が演 (や) れば実在します」
- テンナ 「民衆の解釈が変化しても続けるのか?」
- タイナ 「それで伝承が生き残るなら、続けるほうを支持しますね」
- テンナ 「仏陀もクライストもニコラウスも、もう居ない」
- タイナ 「マッポーですが、それが自然です」
- タイナ 「原典どおりに実行できる凄い人は、ひと握りで充分なんですよ」
- タイナ 「残りの人達、我々は……生々しくリアルな、人間らしい本性を、保ち続けていればいいんです」
- テンナ 「おまえ、それでいいのか……」
- タイナ 「罪悪感だけは持ちたくないんです。それに、持たせたくない」
- テンナ 「実に不安定な理論だ」
- タイナ 「その通り……これがワタシの限界ですね」
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