タイナとカイツと春分の日
2020年3月20日
- 太 「もう春分の日なんですって。いよいよ春本番ですよ」
- 火 「夕方5時でも、西日が眩しいなあ~!」
- 太 「このすぐ隣に金星が居たなら、光に消されて全然見えなかったでしょうね」
- 太 「コンバストの暑苦しさが解る気がします……」
- 火 「あーあいつか。キイクーのことか」
- 火 「今の話じゃないよな、今は46度も離れてるだろ。太陽と金星」
- 火 「そうだ。西日に向かって腕を伸ばして、手をかざしてみ」
- 火 「手を開いた部分の空、明るいだろ」
- 火 「あの辺って太陽の『傘下』なんだろうな」
- 太 「この範囲は影響がかなり強そうですね」
- 太 「あれだけ眩しかったらオーブが15度あっても納得してしまいます」
日が暮れて
- 太 「宵の明星は今夜も綺麗です。冬の間もよく見えました」
- 火 「なに? 月がキレイ的な?」
- 太 「いえ別にそういう意味では」
- 火 「あ、ついでに火星がキレイとかも言ってくれる?」
- 太 「春眠暁を覚えずでして……」
- 火 「ちくしょー!! まだ早朝しか見えないもんなー!!」