サビあんこう - タイナの父母と蠍17

2020年3月11日

タイナの親について

乳母であるメイヤを、タイナは「父のような存在」とも認識している。
これは意図せずそういう流れに (タイナが自然とそう言い出したかのように) なっていたのだけど、
これも他人への投影という意味では、7室的なのかもしれない。

「母であり父でもある女性と、その子供」の関係を他人に委ねている、という意味で。

  • 太17 「ワタシにとってのメイヤは母親であり父親でもあるんです」
  • 太17 「産み育ててくれて、教え導いてくれた。今でも背中を追いかけていたい、憧れの両親なんです」
  • 金19 「でも、タイナのお母さんって先代のタイナなんでしょー?」
  • 太17 「そうですよ」
  • 金19 「うーん?? ややこしー!」

(ワイルド助産スキルで) 産み育ててくれました

タイナには父親が3種類存在する。
  • 太陽 (地球に届いた星の情報がタイナ達の原型)
  • タイナ (魂)
  • メイヤ (教育者)
タイナの母親も3種類。
  • ジイナ (タイナ達を人型にした地球さん)
  • タイナ (母体)
  • メイヤ (養育者)

ジイナは胎魚国にいる皆の親、草も海も大地も魚も、みんな。

見方によっては、太陽も命を育む親。地球の生き物は太陽がある前提で育ってきたから。
当の太陽は太陽風をばんばん吹かせて、地球を含めた星々にエネルギーを浴びせ続けている。

2020年3月12日

どこまでイコール? 蠍17

画像:蠍17自己完結型

父も「子供も」彼女自身と考える、矛盾内包 / 自己完結型。
他人にしか持てない異質な要素を丸ごと抱え込んでいる。
依存から離れ、自分の中で材料を結合&変容させる意味合いが濃くなる。

こっちの場合は、他人の力を借りずとも、1人にいろんな要素が揃っている。という「異質な結合」寄りの解釈に傾くかも。

クローンを産める体質のタイナ個人はここで一旦さておきして、度数本来の主人公 (子供の父である女性) を純粋に考えたいときは、さてどうなるか。

まじめに解釈を掘るなら、自分用のバイアスをバリッバリに剥がしておこう、という試み。
しかし、ここを書いてる私は同一人物大好き人間なので、前後にあるかもしれない迂闊なミスリードに用心してください。

画像:蠍17子連れ型

「彼女」と「子供」を別個体として考える、個体別々 / 子連れ型。
異質な要素を抱え込んでいるのは共通。
その要素が子供という対象に集約され、彼女は父としての立場に回る。

こっちの場合は、新しい可能性を「育てている」意味合いが濃くなる?

個体別々型は、自己完結型の「女性=父 (=母=子?) 」のイコールをどこまで結んでセーフなのか考え直してみようという意図で、身ごもってる感も抜いた状態で解釈してみた。

「自らの子の父である女」だとしたら、彼女=父、だけが確実で、それ以外はイコールが読み取れないので保留にしてある。
彼女=母、もありだと思うけども。そこも保留にした。

こんなに目がくりくりしているタイナは初めて描きました

ところで蠍17、「の」がダブって言葉の入れ子構造になってるのが、逆にマトリョーシカみたいに収まってる感じがしてそれっぽさ出てる

自分の、子供の、父親の、女性。

女性、=父親、彼女の、子。 (マトリョーシカ)

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