サイデリアル版、タツミの国
2020年1月7日
サイデリアル (恒星基準の黄道帯) でホロを出すなら、サインが約24度ずれて、タイナの国が「タツミの国」になる。
どちらがしっくりくるかは保留として、胎魚国 (たいなこく) とは別腹で考えてみよー。
新ジャンル、タツミこく。
トロピカル or サイデリアル? について、私個人の理由で選ぶならトロピカル。
12サインの特徴は季節とも密接に絡んでるから、春分点を基準にして季節のズレをカバーしたトロピカル方式を推したい。
サイデリアルは古典派の技法を重視する場合や、恒星と一緒に読む際に役立つかも。
何座に何星が来るのかが、わかりやすくなるから。
~タツミの国~
太陽 (タツミ) 、天秤23度。
月 (ツヅレ) 、蟹20度。
水星 (スムザ) 、蠍3度。
金星 (キヅヨ) 、天秤24度。
火星 (カイバ) 、牡牛18度。
木星 (モイク) 、蟹19度。
土星 (トヅル) 、射手26度。
ASC、牡羊16度。
MC、山羊1度。
1~の序数。
Astrodienstやホロスコープアプリでもサイデリアル出せるんだね。
ただし計算方法が何種類もあるらしくて、割り出される度数にブレがある。どれを採用すれば……!?
この度数で、と決めづらい仕組みのようなので、たとえサビアンを見るとしても「何座のここら辺」とアバウトに考えてみるよ。
タツミの国なら、平和主義組の理由付けがうまくいくよ。
金星が調和とは限らない (快楽に弱いから) 、7室も調和とは限らない (ただの他人やライバルを意味することもあるから) ……けど天秤座なら?
一方で、我こそは不動の塊とも認識していたもんで、そっちのアイデンティティは揺らいじゃうね。
活動の塊ってことになる。そーなんだ。
タイナ国とタツミ国は、面識も国交も一切ゼロのパラレルワールドという位置づけです。違う世界線のそっくりさん、みたいな。
解釈や計算法の幅によって、パラレルワールドは軽率に増えます。
サイデリアルの選択、インド占星術では「ラヒリ」の計算を選ぶのが丁度いいみたい。
ラヒリの基準を選んだ場合。
太陽 (タツミ) 天秤23
月 (ツツイ) 蟹21
水星 (スマシ) 蠍04
金星 (キプコ) 天秤25
火星 (カイグ) 牡牛19
木星 (モフレン) 蟹20
土星 (ドブナ) 射手27
ASC、牡羊17
MC、山羊02
1~の序数。
計算法に幅がある以上、あんまり度数にはこだわれない……とは知りつつも、ラヒリ式で出た度数のサビアンみんなカッコイイ
より自分にフィットする (テーマに惚れる) シンボルが多いのがこっち。
大陸浮かせる火星氏とか彫刻家の土星氏を推したいだけ。
ドブナ (Dubna) はモスクワにあります。
タイナ国の土星はハウスの5度ルールで「実質10室」にあてはまったけど、タツミ国の土星はサインの壁に阻まれるので9室止まりとなる。
カスプが山羊座の最初だもの。射手座は10室になれない。
一方、計算法によっては土星が山羊座入りしてる場合もあり、このときは山羊座の10室に含まれる。
2020年1月8日
所属サインが何座であっても、天体の位置関係 (近づく離れる、どんな角度の関係か) は同じになるので安定。
ただしハウスの支配星を決めるさいに大きくブレるぞ!
アセン牛・デセン蠍だと金星がロード1で火星がロード7、アセン羊・デセン天秤だと火星がロード1で金星がロード7。
あれ? 自ホロだと逆転するだけで済む。
2020年1月17日
わざわざサイデリアルでやっちゃうのなら、天秤座も「調和」なのかは微妙かもなー……これは流派の壁。