新メイヤの喋り方
2021年6月3日
もう少しプラス、剛毅木訥
メイヤの喋り、一言ずつに間があるかもしれない。
手短にスパッと言い切るタイプを想定してきたはずなのだけど。
喋らせた作者の手札が「きっぱりサラッと言い切るほうのメイヤ」に追い付いてない可能性もある……
例えを出すならば…………こんなリズムのしゃべり方で…………
語句の塊一個ずつは…………素早く流れるけれども…………とにかく間が…………間が長いしゃべり方…………
しかも予想以上に柔らかいトーンで…………地蔵や墓石のような佇まいで…………ひそかに、穏やかに…………
こっちのメイヤもすごくいいけど、自然界サバイバルで危機感とリアルな生を背負いながら気を引き締めていたはずの猟師が、少し間延びもするこの口調でいいものか、迷ってしまう。
静けさの質について
熟考からの答え、熟考からの答え、溜めて溜めて出す、を着実に繰り返して本物の言葉だけを遺そうとする姿勢が間延びの沈黙、と解釈するのなら、じっくり系の語り口も合っている。
「…………」の間は、次に語る言葉をまとめるための時間。厳選と濃縮。
台詞で書くのに適していないのは承知の上で、音声としてはコレがいいな、というだけのこと。
まるで石仏が語り掛けてくるかのように、静かで張りのない、さりげない声色も似合うのがおどろきだった。
まるで無機質に近いその質は、リアル天体との親和性が高いような。
カロンといっしょに廻りながら、太陽の冷たい薄明かりを遠巻きに眺める、岩と氷の星。
リアル天体といえば他の星も、リアル木星が大気うずうず高速回転、エネルギー旺盛な嵐の星で、偶然にも (?) 感受点としてもホット&モイスト風属性という符号の一致が、なんかすき……
ホットモイスト風属性 (語呂がいい)
それでもテンポは引き締まっている
新メイヤの口調、空白が入るのを間延びとはいったものの、一言ずつが素早いので全体的には緊張感が漂う口調。
リズムで例えるなら……
「なーなんわーなーなん」の、間延びじゃない。
「テステステス。 スタタタテス。 スタタ。 テステステス。」という空白の、間延び。
前者のぉ~間延びのだァいひょう例はモイゾなのさァ~ハッハッハ!
トロンボーンとスネアぐらいリズムの鳴り方ちがうっすね……
「前者↓の↓ぉ~」
新メイヤの口調のリズム (目安)
「トナリノキャクハ。ヨク。カキヲクウ。オキャクデスネ。」
「アカマキガミト。アオマキガミト。キマキガミ。ゴヨウイシマシタ。」
「カエルピョコピョコ。ウシガエル。アワセテゼイコミ。ロッピャクエンデス。ジュウブンニ。カネツシテ。オメシアガリクダサイ。」