すなーりんぐつぃしー

2020年5月24日

画像:すなーりんぐつぃしー

すなーりんぐつぃしー

snarling で画像検索すると、いぬやオオカミが牙を剥き出しにして唸る顔がいっぱいでてくる (そういう意味の単語)
ちょい怖だけどケモケモパラダイス

「黙れ小僧」の実写版みたいな顔を大量摂取できるワード

他人を冷たく見守るテンナ氏、相手や周囲が「さすがにヤバい」時ほど冷静に人を助けるスイッチが入る

2020年6月14日

頑なさが公正さを撥ね除けるとき

うちの大使館で一番怖いのはツィシーだ。
タイナでもメイヤでも、トニイでもなく、ツィシーさまなのだ。

腕力も知力も決して強くはない。威張るわけでもない。
だけど彼女が「絶対に無理」といえば、もう意地を張って動かない。

どれだけ優しく公平に、正当な説得を重ねたとしても、あるいはどれだけ褒め称えたとしても、理屈が届かない。通用しない。
その類の怖さを、ツィシーが一番もってる。

たとえば、
「ここは河川の氾濫が危険な場所だから工事を始める」
「新居も補助金も用意するから引っ越してほしい」
と伝えても、
「それには応じない」
という例。

(フィクションだけど、住居移すレベルのでかい工事でこういう意見の対立はありえる)

「それには応じない。この家は何十年も持ちこたえた」
「先のわからない環境へ、いまさら身を置くリスクと釣り合う結果かどうか。その将来性が信用できない」
断る側の主張はこう。これも真っ当だと思うよ。
相手が詐欺や手抜き工事だったり、そうでなくても予期せぬ不具合があったりした場合は特に正解。

けどこの例では「河川がヤバイからどうかお願いご協力を!」という圧倒的な正当性がそんざいし、工事する側がちゃんと手を尽くしてくれる前提で、それを受け止めざるをえない状況でもある……

ツィシーの話に戻すと、この例の場合は「うんいいよ」と認めるかもしれない。
他の例ではそう簡単に攻略できないかもしれない。
明らかに不利な立場に、身を置いたままだとしても。

一番怖いのがツィシーだといったけど、彼女からしてみれば、向こうが「怖い」から拒むんだ。
それが正当防衛だと信じてやりすぎる系だ。

「無理」と言い張る側にもそれなりの経験、事情、そして理屈があり (傍目にはおかしくても) 、それが脅かされる限り抵抗は止まない。
「それは正しくない」と突っつく行為は対立をさらに深める。

むりやり引き剥がそうものなら、熊が出るぞ。 ( → ツィシーの影)

調停者7室組

ツィシーが言うこと聞いてくれなくなるのは、もうとっくに手遅れな状態。
そうならないように日頃から調整するのが、調停大好き太金コンビの腕の見せ所だったりする。

人の不仲に耐えられない太金コンビは、7室蠍補正で他人の言い分を受け止めながら調和を図ろうとする。
毒を喰らわば皿まで……なくらい深刻に受け止めて飲み干すところもあるので、逆に月水火に止められ、未遂で終わることも多い。

同じ所属の水28さんは、交渉よりも意見の構築にMPをつぎこむ。
情報の受け止めとバランス取りも生きがいだけど、直接のやりとりでは上手くやろうと意識し過ぎて簡単に人疲れする。
せっかく築いたものを削りたくなく、意見を調整しあうのがちょー苦手。
どうせなら説得で確実に伝えたい派。

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