キャラ紹介(影シリーズ編)
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前置き
占星術とは何の関係もないキャラクター特性を持った「影」たちの紹介です。
タイナの影
「歩み寄ることも追い払うこともせず、私を放し飼いに……どうしてそんな怠慢を犯すのでしょう?」
影という名に反して直射日光のように眩しい化け物。
任意で戦いに挑むことができるが、重い状態異常攻撃と負けイベントでボロボロにしてくる。
どういった経緯で発生したかは不明。
タイナの届かぬ理想や目標が本人を追い詰める形で具現化したのか、歴代タイナの無念の塊であるのか、さまざまな説がある。
現在、タイナ達とは宿敵の関係にあたる。
昔の世代のタイナが何度もこの影に打ち克とうとしたが、壊滅的なダメージを負ったらしい。
今のタイナは「共存」という名目で影を放置している。それが妥協策だという。
ツィシーの影
「オレサマ ニンゲン キライ タチサレ サモナクバ オマエ クウ……」
ツキノワグマの姿をした化け物。
ツィシーに危機が迫ったとき、黒い塵をまとって現れるボディーガード的な存在。
場合によっては凶暴化する。
「月の眷属」の一員であり、彼らとツィシーは味方の関係。
月の眷属は4室エリアの森に多数棲息する獸たちである。
スズハの影
ボオォン・・・ ボオォン・・・ (ゴメンナサイ・・・)
壊れた船が刺さった磔のような化け物。電信柱くらいの高さ。
梵鐘に似た鈍い音が不定期に響く。
それは2022年春のこと。
スズハはとある世界の太陽に恋をし、友好の印として小さな宝船を寄贈することにした。
宝船は無事に届いて良い反応も貰えたが、「良い反応」とは、嘘か本当か……?
スズハはそれが不安で仕方なかった。
もしも、拒絶されていたら……? その絶望が、宝船のコピーを醜い亡霊に変えた。
相手を喜ばせること、相手が喜ぶかどうかというのは、コントロールしてはならない。すべて相手次第、博打でしかない。
たとえ相手が喜んでいたとしても、それはわからずじまいのまま、影が生まれてしまった。
どうにもならない後悔が今も虚空を漂い続ける。
キイクーの影
(グニュグニュ……)
壺の中の異空間に棲んでいる、巨大なタコのような化け物。
臓物のようにうねる。害はない。
壺は手頃な大きさで温かい。キイクーはこの壺を暗闇に隠している。
キイクーとは時々遊び相手になる関係であり、敵対はしていない。純粋無垢な性欲の化身。
土天の影
「ぼくが一番正しいんだ」
トニイとテンナのキャラ付けの過程で出てきた要素を別人として分離。正しさに囚われている。
何者かとして生まれ出た以上、山羊座のどこかで彼なりに生活を送っている。