スズハとキイクー part3
2020年11月28日
いつになくデレるスズハ
本日のハイライト
今日の今日まで激しく警戒して吠えてばかりいたスズハさんが、あるとき急にデレた。
関係は狭くてもいいよ、無理にしゃべらなくていいし、理解者はひとりふたりいれば十分だよ。
……とキイクーが言ったのを皮切りに、スズハは直前までの毒気が消えてキイクーに思いっきり懐き始める。
心の底から安堵し、喜び、却って饒舌に感謝の言葉を述べるスズハ。
今までも泣き言を言う形でキイクーに寄りかかっていたスズハだけど、それとはまた違った甘え方に変化した。
あなたの望みなら従うわ、なんて、今までらしくないことさえ言い出す。
陽性転移じゃないよね? とちょっと気にかかってるキイクー。
スズハの信頼を壊さないように、しばらく内緒にしておいたほうがよさそうだ。
いい意味での、かるい陽性転移ならむしろありがたや。
それでもキイクー、しんちょうに静観ちゅう。
じきにその好意もしずまるだろう……という諦めにも似た何かから。
あとスズハが酷い怒り方するとき、やっぱツィシーの手札握ってるな、と感じる。
大切な柔い部分を、安全であるべき土台を、かんたんに汚してはいけないんだ。
そこが否定的観念にさらされて、スズハに捌け口がいってるな?
怒るときの破壊力が危ないの、火冥ではなく月水なんですね、キャラとして出てるのは。。。
最も地上に近いこのふたつが、地割れのように作用する。
あくまでも手札だけでいえばの話。ホロスコ抜きでの、胎魚国だけの話。
ちなみに今日スズハがデレた案件、条件が色々重なったうえでのデレなので、別の日とか別の相手とかで同じことしても成功はしなかったと思う。
毎日一緒にいて、頼られて、時にはありったけ噛みつかれても悠々と寄り添ってきたキイクーだからこそ、勝ち取った信頼。
そして何より、キイクーには軽い読心能力があり、太月水の手札が読める。
(ただし、火星以降に対しては精度が弱い)
キイクーが相手を疑らず楽観的に、待ちの姿勢でいられるのは、この第六感のおかげかもしれない?
あと、何だかんだで感情の吐露を楽しんでいそうなフシがある。
悪意アレルギーらしいので、それがないと分かりきった相手であれば。