タイナとメイヤ part5

タイナとメイヤ part4

2020年8月16日

メイヤの目線 その2

※ その1 → タイナとメイヤ part2 (2020/1/22)

仮にもしもの話、タイナに母子ともども先立たれた場合
そうなると本当の意味でタイナが滅びてしまい、今まで蘇生とかしてきた時間と労力が無……

なので、主君の生殺与奪にだけは顔色変えるほど執着する可能性がある
討つのも奪うのも絶対にさせない、タイナをどうこうするのは貴方じゃない、それは私がやるんだ、と言わんばかりに

いつも感情が平たいメイヤにしては、とても珍しいこと

(激情や執着などのキャラ属性は今まであえて出さない方向だったけど、メイヤにだってあるにはあるし、あってもいいと思えるようになった、これは筆者の属性観が緩和されたため)

二人が一緒にいた間はどちらもお互いを独占できていたし、今でも絆が頑丈
その均衡が不意に失われたらどうなるか

それとも別の見方をすれば、たとえ身内であっても喪失をあっさり認めてしまう? (認める以外に方法なしという思想から)
このへんどうも設定あやふやというか両極端

タイナが生きてることを気にする割には、離れた山で暮らしてて、タイナ達と治安を信じているけれど……
山の幸を売るついでにきっちりパトロールしてるんだろうか

もしくは、「卒業はしたから」と100%割り切って静観しているんだろうか

そこ心配しなくても、タイナ国がある限り天体達も生かされ続けるという謎仕様
運命共同体ってやつです

だけどタイナ国が機能停止して消え去る時は必ず来る……
この国の一生はある存在の一生と等しい

子タイナへの恩義よりもはるかに強くメイヤを繋ぎ止め、必然的に逆らえない対象、それはただひとつ「自然の摂理」
メイヤにはその自覚がある

猟師としても処刑人としても、ただの一国民としても
命の儚さは常々悟って達観するしかないメイヤであった

2021年1月18日

迷子の寄り道

メイヤは子タイナが行方不明になったら血相変えて探しまくると思う

見守るときも預けるときも、子タイナをしっかり管理しているメイヤ。
メイヤが大好きなので基本いい子にしている子タイナ。
子タイナの親に会うのが怖くて絶対に悪さできないツィシー。

そんな前提で子タイナを見失う状況ってよっぽどの緊急事態なのでは……!?
と、周りもざわざわしてしまう。

大抵は子タイナが原因か、悪い偶然の重なりか、どちらかだったりする。
魔が差して知らない場所にフラッと入り込んでボーッと遊んじゃう子タイナ。
帰還後、ガチで心配してたメイヤに指導を受けてシュンとしてお先真っ暗モードになっちゃう。

その日は超絶気まずくて、やっぱり態度がぎこちないけど、お互いのためにと、すぐに普段通りの対応で過ごすふたり。
「嫌われてなかった……」と安心してしまう水エレなふたり。

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